建ぺい率・容積率
建ぺい率・容積率の問題は、毎回、出題されるテーマです。
応用編では、絶対落とせない問題の定番といわれていますが、間違えやすいポイントも多く、気をつけないと落としてしまいます。
また、計算過程を書かせる問題は無いと思われ、部分点なども期待できません。
それでは、建ぺい率から解説を始めます。
建ぺい率
計算式を見てわかるように、建ぺい率とは敷地面積に占める建築面積の割合です。
この問題は、角地であれば +10% 防火地域等に耐火建築物だと +10%など建築できる面積が緩和されることがポイントです。
そもそも何でこんな緩和が認められているのかといえば、建ぺい率というのが火事が起こった時に、周りに燃え広がらないように決められたものだからだと思います。
あまりに、隣地とギリギリまで建設されていると、隣家に燃え移っちゃいますからね。
角地や耐火建築物の緩和があることからも、それはわかると思います。
容積率
容積率は敷地面積に占める延べ床面積の割合です。
この容積率を計算する際に、前面道路の幅員が12m以上であれば4、容積率の限度は都市計画法等により指定されたものになります。
ただし、FP試験では、前面道路が12m未満であるケースが出てくることがほとんどです。
この容積率が定められている理由は、前面道路の混雑緩和のためだと思われます。
容積率がなく、超高層マンションが立ち並ぶと、前面道路が混雑しますからね。
というか、そんな超高層マンションなら、駐車場も巨大になっちゃうと思いますけどね。
特定道路による容積率緩和
建物の敷地が幅員15m以上の道路から70m以内にあり、建物の前面道路が6m~12mの場合、容積率の緩和を受けることができます。
これを図に表すと以下のようになります。
このパターンの容積率を求める問題は、よく出題されるの計算できるように、過去問んで練習しておくことをお勧めします。
建ぺい率・容積率の問題は苦手だったなー
角地や、耐火建築部の10%加算で、よく計算間違いをしてた。
よく、過去問をなるべく古いものまで見ることがお勧めだよ