用途地域その1
kameno-ongaesi
カメのおんがえし
FP1級学科試験で、ほぼ100%出題されると言ってもいいのが、建ぺい率・容積率を求める問題です。
2024年1月28日 問61
今回は、建ぺい率の計算はオーソドックスなものでしたが、
容積率の計算が、多少ややこしかったと思います。
第一種住居地域、第一種低層住居専用地域の2つにまたがる土地なのですが、
両方とも「特定道路までの距離による容積率制限の緩和に関する計算式」を用いて容積率を計算しなければならない問題でした。
しかも、第一種低層住居専用地域は指定容積率の方が低くなるというパターン
ちょっと迷った受験生も多かったと思います。
私も迷いました。
2023年9月10日 問61
この問題は、セットバックする反対側が川というケースで、私は初めて見る出題形式でした。
2つの用途地域にまたがる土地というのは定番の問題ですが、
広い方の第一種中高層住居専用地域が“準防火地域”
狭い方の第一種低層住居専用地域は“防火規制なし”という記載に抵抗を覚えましたが、宅地建物取引業の資格を持たれている方には常識なのかもしれませんが、私は今後、この分野の知識も高めていきたいと思います。
併せて、第一種中高層住居専用地域の欄に記載のある文教地区というのは
特別用途地区の中のひとつであるというくらいの知識はありましたが、
これが建ぺい率・容積率にどう影響してくるのか?影響しないのか?などの知識も現時点でないので、補充をしたいと思います。
不動産分野も、まだまだ勉強しなければいけないことがたくさんあるね。
不動産は、多くの方が問題として抱えてることが多いと思うから、FPとして、相手の立場に立ったアドバイスができれば信用につながると思うよ。