応用編で最初に覚えること
全体を通して計算問題が多く、電卓の打ち間違えが致命傷につながるため、途中経過をメモするなど、注意が必要です。
わかっているのに電卓の打ち間違えというのは、なんとも悔しいものです。
各項目別に、主に出題される内容は、今後、説明していきます。
応用編は解き始める前に、全体を見渡して、解く順番を決めることが成功のカギです。
また、時間配分も重要になるので、じっくり時間をかける問題を決めて、逆に言えば、初見で、わからない問題は捨てる覚悟を持つことも重要になると思います。
A(問51~53)
① 老齢年金の計算
② 遺族年金の計算
③ 障害年金の計算
老齢年金か遺族年金の計算が基礎、厚生年金とも問われます。
また、障害年金の計算もたまに出題され、
それぞれ、年金生活者支援給付金や、障害年金であれば労災保険の給付と組み合わせた出題も考えられるため、勉強が必要です。
老齢年金、遺族年金はどっちかが計算問題が出題として出題されるよ
2,024年1月試験では、障害年金の計算問題が出て、頭が真っ白になったよ
C(問54~56)
① 経営分析
② 損益分岐点
③ ポートフォリオ(投資の組み合わせ)
④ 外貨の計算
貸借対照表、損益計算書が1~2社分与えられ、それぞれの経営分析を行うパターンがよく出題されます。文章の穴埋め問題ですが、比率を計算するものが、多く出題されます。
D. (問57~59)
①略式別表四
②白色申告
③青色申告
D分野で出題されるのは、略式別表四の計算問題か、白色申告、青色申告の計算問題に分かれますが、頻出であり対策すべきは、まず別表四だと思います。これを自分なりに完璧にしてから、白色申告と青色申告の対策をお勧めします。
タックスは別表四が出るか、白色申告、青色申告が出るけど、別表四の方が、比較的、過去問で対策しやすいかも。
白色、青色が出た場合も事業所得は間違えないようにしたいけど、芋づる式に間違うパターンもあるんで、慎重に解くことが必要だね。
慎重に解くのは別表四も同じだけどね、芋ずる式に間違うと、マジ凹むから
E (問60~62)
①建ぺい率・容積率の計算
②3000万円の特別控除(居住用・空き家)
③固定資産の交換の特例
④特定の事業用資産の買換え特例
建ぺい率・容積率の計算はほぼ毎回出題されるテーマなので、過去問でパターン毎の計算方法をマスターする必要があります。
また、出題されている土地に適用される用途制限や斜線規制は覚えておく必要があります。
F.(問60~62)
①類似業種批准法
②小規模宅地の特例
③相続税の計算
主に、出題されるのはこの3つですが、出題パターンごとの流れには法則性がるで、先ずはどんな問題か見極めて、解き始めることが重要です。
また、家系図が登場することも多いので、登場人物を確認して、相続税を計算する場合の、基礎控除の額と登場人物毎の法定相続分を計算しておくことも有効です。
相続・事業承継は類似業種批准法の計算がよく出題され、最初、見た時は「こんなの間違えずに計算できるのか?」と思ったが、計算手順に慣れてしまえば、むしろ得意になりました。
流れで解ける問題を増やすことが、試験中の精神安定上もいいと思います。
まずは、応用編のポイントを列記しましたが、過去問を解きながら、もっと大切な項目がある。と思った方は自分なりにアレンジして学習することをお勧めします。