シャープレシオ・トレイナーレシオ・インフォメーションレシオ・ジェンセンのアルファ
kameno-ongaesi
カメのおんがえし
C分野 金融資産運用ではとある会社の決算書が登場し、必ずといっていいほど、なんらかの経営分析を行う問題が出題されます。
経営分析というのは、広い意味では、その会社のおかれている業界の状況とか、扱っている商材の状況とか、競合他社の状況、法改正など、様々な要因が登場すると思うのですが、
ここでは決算書から読み取れる経営比率などに限定して過去問を紹介します。
出題形式には、大問で、〇〇について求めなさい。
というものや、文章中の穴埋め形式で出題されるものを抜き出して問題形式にしています。
本当は、文脈から推測できる場合もあったりするのですが、それはご容赦ください。
今回から、3~4回に分けて、2回分を目途に紹介していきます。
2024年9月8日 問54
この問題は、ほぼ定番だったと思います。見慣れないといえば④の負債比率で自己資本で割るのか、総資産で割るのか迷うくらいだと思います。
2024年5月26日 問54
この問題で迷うのは③が配当性向なのか配当利回りなのかですが、文章を読み進めると「( ③ )が低いほうがサスティナブル成長率は高くなります」ということから
③は配当性向だとわかり、
よって④はY社の配当性向を求めればよいことがわかります。
FP試験を受ける方は決算書とか見慣れているかもしれないけど、利益とかなにげなく使う用語だけど、売上総利益、営業利益、経常利益、税引き前・税引き後利益など、紛らわしいよね。
インスタントカバレッジレシオで使用する、営業利益に受取利息・受取配当金を足したものを支払利息で割るといったのも独特だね。
ちなみにインスタントカバレッジレシオの分母を総資産に変えると、ROAになるね。