17の戦略分野~総合経済対策に盛り込むべき重点施策
2月8日衆議院議員選挙が行われました。
一部地域では大雪の中、期日前投票を含め56.26%の投票率でした。
この結果、自由民主党が戦後最多となる316議席を獲得し圧倒的多数となり、2月18日に第二次高市早苗内閣が発足しました。
公約に掲げた「責任ある積極財政」実現に向けた政策が次々と展開されていくと考えられます。
FPという立場から昨年11月に発表された「成長戦略の検討課題」の中から「総合経済対策に盛り込むべき重点施策」の内、(1―1)戦略分野について紹介していきたいと思います。
タイトルにした17の戦略分野と分野横断的課題についての記載です。
この内容は基本的に内閣官房HP並びに内閣府HPを参照して私なりに抜粋して作成しています。
中身についての私の持論などについてはつるさん、かめさんのコメント欄で述べたいと思います。
(1―1)戦略分野
内閣府HP「総合経済対策に盛り込むべき重点施策」には以下の17項目が記載されています。また内閣官房HPには担当大臣が公表されているので赤字で記載します。
敬称は略します
①AI・半導体
内閣府特命担当大臣(人工知能戦略)小野田 紀美/経済産業大臣赤澤 亮正
・ AI 法 1に基づき、年内に、AI 基本計画を策定し、AI に関するイノベーションの促進とリスク対応の両立を推進。
・ AI for Science の戦略方針を年度内に策定し、取組を加速。AI の信頼性評価基盤を構築し、日本の文化・習慣を踏まえた信頼できる AI の開発を推進。生成 AI の開発と実装を一体的に支援。日本が強みを持つ産業と AI を融合した多様なサービスの創出を支援。AI ロボティクス戦略を年度内に策定するとともに、それに先行して AI ロボティクスの開発・実証を促進。

AIについては自由研究で記事を書いたことがあるのでよかったら見てください。
今や何か調べる際にGoogle 検索の AI による概要を見たことない人はいないんじゃないかな

AIといえば生成AIが頭に浮かぶけど、従来のAIはデータをもとに、分析や分類、予測などをする人工知能技術のことで、製造、販売、サービス提供などあらゆる場面での活用が考えられるよ。
労働人口減少の時代においては、人手不足を補うという役割を担っていると考えられるね
② 造船
国土交通大臣金子 恭之/内閣府特命担当大臣(経済安全保障)小野田 紀美
・ 造船業の自律性と優位性を確保するため、「造船再生ロードマップ(仮称)」を策定。生産能力拡大のための大規模投資を、大胆に支援。

日本は戦後復興を遂げる過程で、1950年代には世界一の造船大国だったんだね。
その後は落ち込んでるイメージだけど、海外との取引を考えたら船は必須だね。何しろ日本は海に囲まれた島国だもんね

輸出・輸入においては99%が船で行われており、国内の輸送についてはトラックでの輸送が90%を占めているけど、一度の多くの物を運ぶという目的で船の有効活用が検討されていると思うよ。
あとトラックの運送にはCO2排出と道路の整備という問題が伴うことも忘れてはいけない点だね
③ 量子
内閣府特命担当大臣(科学技術政策)小野田 紀美
・量子エコシステム構築に向けた推進方策 3に基づき、量子コンピュータ、量子暗号通信、量子センシングの研究開発を加速。

この内容は勉強不足だから、今後、自分なりに研究します

2025年は「電気回路における巨視的量子トンネル効果とエネルギーの量子化」の発見という量子力学に関する研究がノーベル物理学賞を受賞したんだよね。
④ 合成生物学・バイオ
経済産業大臣赤澤 亮正
・バイオ技術を活用した再生医療等製品の製造

2012年のノーベル医学・生理学賞を受賞したiPS細胞(人工多能性幹細胞)が思い浮かぶね

医療の分野は日本が世界最高レベルと言われているね。人の生死はお金に変えれないものだから、この分野で日本が世界一を目指してほしいね
⑤ 航空・宇宙
内閣府特命担当大臣(経済安全保障)小野田 紀美
・日本人の月面着陸などアルテミス計画を推進し、有人与圧月面探査車の開発等を実施。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)や民間の事業者が継続して活動しているのはニュースで見るけど、その意図するところがいまいちわからないんだよね

人工衛星がGPSやBS放送、インターネット通信で大きな役割を果たしているというのは、ニュースで聞いたことあるけど、まだ不勉強だね
⑥ デジタル・サイバーセキュリティ
経済産業大臣赤澤 亮正/デジタル大臣松本 尚
・サイバー攻撃に関して高度な対処能力を有する人材の育成など、産業界におけるサイバーセキュリティ対策を強化。

これは昨年アサヒビールやアスクルがランサムウェア攻撃で被害を受けたことがニュースになったから、対策の必要性に迫られていることがわかるね。

インターネットが日常生活と切り離せない状態の現代人には重要な問題かもね。
私も毎日使っているけど、正しい知識を持っているとはお世辞にもいえないな
⑦ コンテンツ
内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略)小野田 紀美
・世界市場で高く評価される我が国のマンガ等コンテンツについて、次世代のデジタル配信プラットフォームの構築に向けたコンソーシアムの創出、翻訳等の人材育成、クリエイターへの適切な対価還元など、更なる海外発信に向けた環境整備を推進。

なんとなく日本のアニメが世界一と思っているけど、よく考えたらディズニー映画に勝っているかと聞かれたらわからないね

世界で需要があると同時に、各国でクリエイターが育ってきているだろうから、日本もどんどん進化していく必要があるね
⑧ フードテック
農林水産大臣鈴木 憲和
・農地の大区画化、共同利用施設の再編・集約化、スマート農業技術・新品種の開発・導入、輸出産地の育成など、農業構造転換を集中的に推進。

周囲を見渡すと農業従事者の高齢化と荒れた農地が目立つため、真剣に考えないといけない問題だと思うね

食料自給率の計算方法には問題がないとはいえないと思うけど、令和6年のカロリーベースでは38%となっているね。
せっかく農作物ができる土壌があるのだから、もっと有効に活用し、それこそノウハウを世界に輸出する取り組みをしてもいいと思うけどね
⑨ 資源・エネルギー安全保障・GX
経済産業大臣赤澤 亮正
・ 安全性確保を大前提とした原子力発電所の再稼働を進めるとともに、次世代革新炉の早期の社会実装を目指す。原子力関係閣僚会議 5 の方針を踏まえ、避難路整備等の原子力防災対策を推進。
・ 地域共生の対応策を強化しつつ、風力、地熱等の再エネ導入を促進。地方公共団体や民間企業の再エネ導入等の脱炭素化の取組に対する支援を強化。

原子力発電所の安全性については常に議論されることだね。
PCやスマホ、家電など電気が無いと生活できない状態だもんね。

ブログを更新しながら言うのもおこがましいけど、できるだけ電気を節約することを考えてもいいのかもね。資源は無限じゃないんだからね
⑩ 防災・国土強靱化
国土強靱化担当大臣牧野 たかお
・ 事故発生時に社会的影響が大きい上下水道管路の更新等を推進。
・ インフラ老朽化に起因する重大な事故を防ぎ、ライフサイクルコストの低減や持続可能な維持管理を実現するため、橋梁、トンネル等の老朽化対策を推進。集中豪雨による市街地の道路地下構造物の浸水・冠水に備え、道路インフラの局所対策を推進。

昨年、埼玉県八潮市で発生した道路陥没は記憶に新しいけど、日本はいうまでもなく災害に警戒しなければならない国だもんね。

毎年、どこかで自然災害が起こっている気がする
防災庁設置を優先すべきだと思うけどな
⑪ 創薬・先端医療
内閣府特命担当大臣(科学技術政策)小野田 紀美/デジタル大臣松本 尚
・ 医療 DX の推進や医療機関へのサイバー攻撃を踏まえ、基幹インフラ制度に医療分野を追加する、経済安保推進法の改正を検討。
・ 再生・細胞医療・遺伝子治療の研究開発を促進するとともに、それらの生産拠点として、CDMOの設備投資を支援。革新的がん医療、ゲノム医療等の先端医療や、感染症有事に備えた治療薬・診断薬の研究開発を支援。

毎月、通院している立場でいえば医療機関へのサイバー攻撃って深刻だよね。受けている治療や処方している薬なんて全部ドクターのPCの中にあるもんね。そもそもオフラインで運用されているのかな

新薬が生み出されることや、先端医療が研究されていることで難病を抱えている人の希望の光になることや、元気な高齢者が増える社会になればいいなと思う
⑫ フュージョンエネルギー
内閣府特命担当大臣(科学技術政策)小野田 紀美
・ フュージョンエネルギー・イノベーション戦略 8に基づき、2030 年代のフュージョンエネルギー発電実証を目指し、スタートアップ等における様々な炉型による研究開発を支援するとともに、スタートアップへの供用も可能な施設・設備の整備を通じ、研究開発を促進。

正直、フュージョンエネルギーという言葉は知らなかったんだよね

次世代クリーンエネルギー技術のことで核融合反応の再現してエネルギーを生み出すものということなんだけど、ちょっとこれは継続的に学習する必要があるね
⑬ マテリアル(重要鉱物・部素材)
経済産業大臣赤澤 亮正
・ 重要鉱物の確保に向けて、経済安保推進法の特定重要物資として既に指定されている重
要鉱物の範囲を拡大。永久磁石について、生産能力の増強及び省レアアース磁石の研究開発への支援を強化。

選挙の際にやたらと南鳥島のレアアース採掘が主張されてたイメージあるね

しかし、レアアース採掘なんて民間事業者が採算を気にしながらできない問題だと思うので、国家プロジェクトとしてやるのは反対ではないけどね。
ちょっとギャンブルじみてて賛成しかねるけどね
失敗した時の代償が大きそうだから
⑭ 港湾ロジスティクス
国土交通大臣金子 恭之
・ 港湾ターミナルオペレーションシステムにおけるサイバー攻撃への対処能力向上を通じ、港湾のサイバーセキュリティ対策を強化。

これもイメージしずらいテーマなんだよね、サイバー攻撃がそこまでリスクと感じているならば、システム化に歯止めをかける主張もあってもいいのかもね

その意見も重要で、一旦立ち止まって考えることも必要なのかもね。
しかし世界の状況をよく見ながら、劣っていて、必要なら負けないように向上させることは大切だと思う
⑮ 防衛産業
経済産業大臣赤澤 亮正/防衛大臣小泉 進次郎
・ 地域の関係機関と連携した、デュアルユースに係る開発・生産の強化に資する事業環境の改善や、米国、英国、NATO、EU 等の同盟国・同志国との防衛産業サプライチェーンにおける協力の推進など、防衛産業を更に強化するための施策について検討し、具体化。

これが最も国民の関心事なのかもしれないね。
防衛が大切なのはわかるけど、決して戦争を起こさないことが絶対に必要だね

戦争が絶対ダメだということは誰でもわかると思う
過去に戦争を起こした権力者も好き好んで戦争を始めた人はいないように思う
高校生の時に「どうやったら世界がひとつになれるか?」という質問に対して
「それは宇宙人が攻めてきた時だよ」と言った友人がいてなるほどと思ったことがある
しかし、それって「全世界が一丸となって宇宙人と戦争することだよね」と思うと、戦争は地球上から無くならないのかもね
だとしたら、なるべく巻き込まれないようにするしか無いのかもしれないね
一昨年、日本被団協がノーベル平和賞を受賞したことを忘れないで欲しいね
⑯ 情報通信
総務大臣林 芳正
・ AI 社会を支える光電融合技術によるオール光ネットワークを中核とした次世代情報通信基盤の社会実装・海外展開に向け、研究開発を推進。
・ デジタルインフラを強靱化するため、データセンターや国際海底ケーブルの地方分散を促進。

これもソフトウェアの話かと思いきやハードウェアの話だね
データセンターの地方分散という話は賛成だけどね

日本副首都構想もこういった考え方に基づくものなのかもね。
やっぱり一極集中というのは災害、戦争など危機が迫った時に大きなリスクとなりえるもんね
⑰ 海洋
内閣府特命担当大臣(海洋政策)あかま 二郎
・ 海洋開発等重点戦略 12に基づき、自律型無人探査機(AUV)の社会実装に向けた実証、北極域研究船「みらいⅡ」の建造、南鳥島周辺海域でのレアアース生産の開発実証等を加速。

これもやっぱりレアアース生産についての話だね⑬ マテリアル(重要鉱物・部素材)のところで書いたコメントと同様だね

② 造船⑬ マテリアル(重要鉱物・部素材)⑭ 港湾ロジスティクス⑰ 海洋と海に関する方針が多い印象だね
四方が海に囲まれている国だから当然なのかもしれないけどね
成功・失敗は将来検証しないといけない
今回「17の戦略分野」について紹介してきましたが、この戦略を実行しようとすると当然、膨大な予算が必要となることを忘れてはなりません。
過去、政府が投じた予算で失敗した施策がたくさんあることを忘れてはいけません。
今回17つ紹介しましたが全てが成功するとは思いません。
感覚的にですが、成功するのはよくて5つじゃないでしょうか
しかし、失敗する事業に従事する人も多数いらっしゃると思い、その方々が生活に困らないように政府は対策をしておくことが必要だと思います。
次回、2.分野横断的課題についても記事にしたいと思います。
