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C.金融資産運用~試験科目及びその範囲 範囲の細目

kameno-ongaesi

今回も一般社団法人金融財政事情研究会のホームページに記載されている「試験科目及びその範囲 範囲の細目」について自分なりの解説をしていきたいと思います。

政治に期待することという質問でいつも上位にくる「物価高対策」

プライマリーバランス黒字化目標

金融庁の報告書で話題になった「老後2,000万円問題」

これらを正しく理解して、世間に説明をすることがFPの役割のひとつだと思います。

不自由なく生活するためには、お金に関する不安を軽減するための知識を提供しなければならないと思います。

1.マーケット環境の理解

1.主要なマーケット指標

(1) 株式・為替・債券・金利・商品等マーケットの特徴と相互関係

(2) 経済指標

  イ 経済成長率、ロ 国内総生産、ハ 景気動向指数、ニ 日銀短観・業況判断DI

  ホ 景気循環、ヘ マネーストック、ト 個人消費関連、チ その他の経済指標

景気動向指数については昨年、記事にしているのでよろしければ見てください。

一昨年くらいから株価が上昇しており、先行指数になっていることから、セオリー通りなら、今から景気が良くなることを示しているといえます。

経済指標に挙げられている項目については、説明できるようにしておくといいでしょう。

2.マーケットの変動要因

(1) 金利の決まり方

(2) 為替・金利の変動要因

(3) 株式・債券価格の変動要因

(4) 景気動向が株式・為替・債券に与える影響

(5) 金融政策とそれが市場に与える影響

(6) 財政政策とそれが市場に与える影響

(7) 外国為替相場の決定理論

為替と金利の関係、株価に与える影響など基礎編で問われると混乱するので整理して覚えるようにしましょう。

日銀政策決定会合は年4回(通常、1月、4月、7月、10月)ということと、

財務大臣および経済財政政策担当大臣(経済財政政策担当大臣が置かれていないときは、内閣総理大臣)が出席し意見を述べることができるが議決権はないことも出題されたことがあるから要注意です。

ツルさん
ツルさん

理屈では金利上昇は株価の下落につながるはずだけど、2026年始は株価上昇で始まってるんだよね。

3.相場動向に応じた金融商品選択

知識を有することは必要ですが、それを顧客にアドバイスしようとすると概要の説明にとどめ、個別具体的な選択・運用については避けるようにしましょう。

2.預貯金・金融類似商品等

1.預貯金、信託商品の種類と特徴

(1) 各種預貯金の種類と特徴

(2) 各種信託商品の種類と特徴

2.金融類似商品の仕組みと特徴

(1) 純金積立、金スプレッド取引等貴金属関連商品の特徴

(2) 抵当型商品の種類と特徴

(3) 信託型商品(ファントラ、特金等)

(4) その他参加型(ファンド形式)商品

(5) 不動産小口化商品の特徴

(6) レバレッジド・リース取引

(7) その他の金融類似商品

3.各種金融商品の金利・利回り計算の仕組み

3.投資信託

1.投資信託の仕組みと特徴

(1) 投資信託の仕組み

(2) 購入時手数料、運用管理費用と信託財産留保額

(3) 公募投資信託と私募投資信託

(4) 公社債投資信託と株式投資信託

(5) 単位型投資信託と追加型投資信託

(6) 会社型投資信託と契約型投資信託

(7) 主要な投資信託商品の特徴

(8) 上場投資信託の特徴

(9) 投資信託のメリットとリスク

2.投資信託の分類方法

(1) 投資対象による分類

(2) 運用スタイルによる分類

(3) 運用目的による分類

3.特殊なファンドの仕組みと特徴

(1) 私募投資信託

(2) 外国投資信託

(3) 代替投資

  イ プライベート・エクイティ・ファンド、ロ 商品ファンド、ハ その他の代替投資

(4) 投資信託の類似商品

4.投資信託のディスクロージャー等

(1) 購入、換金、分配時点での注意事項

(2) 投資信託のパフォーマンス測定

(3) 投資信託の外部評価機関

(4) 目論見書、運用報告書の見方

新NISAが始まり、つみたて投資枠、成長投資枠で口座開設している方も多いと思います。

新NISAについても昨年、記事にしていますので、よろければ見てください。

4.債券投資

1.債券の仕組みと特徴

(1) 債券の仕組み

(2) 取引所取引と相対取引の違い

(3) 固定利付、変動利付、割引方式

(4) 複利の概念

(5) 利回りと価格の関係

(6) 金利変動と利回りの関係

(7) 債券の種類

(8) 債券投資のメリットとリスク

2.債券のリスク

(1) 信用リスクと利回り格差

(2) 信用リスクと金利リスクの違い

(3) カントリーリスク

3.特殊な債券の仕組みと特徴

(1) 新株予約権付社債

(2) 他社株転換社債

(3) 株価指数連動債(経路依存型を含む)

(4) 二重通貨建債、逆二重通貨建債

(5) 各種仕組債

(6) 流動化商品、証券化商品

(7) 貸借取引、レポ取引、現先取引

(8) 海外の債券市場

4.債券の利回り計算等

(1) 各種利回りの計算

(2) 経過利子の計算

(3) 債券の分析方法(デュレーション等)

(4) 現在価値と将来価値

債券といえば国債が思い浮かびます。これまで発行する国の立場に立った記事はいくつか書いてきましたが、投資する側の立場に立った原稿を書いたことがありませんでした。

基礎編では、毎回のように債券に関する出題があるため、改めて債券の過去問を集めた記事を作ってみたいと思います。

5.株式投資

1.株式取引の仕組みと特徴

(1) 株式の性質と権利

(2) 株式投資の実務手続とルール

(3) 株式の種類

(4) 株式累積投資、株式ミニ投資

(5) 株式投資関連商品

(6) 国内の株式市場の種類

(7) 代表的な株式指数(日経平均、TOPIX等)

(8) 株式投資のメリットとリスク

株式投資は最も身近で始めやすい資産運用といえます。

一般社団法人金融財政事情研究会の学科試験で問われたのは見たことが無いですが、日本FP協会の試験では、東洋経済新報社の「会社四季報」を読み取る問題が出題されることがあります。

実際に株式投資をしない方も「会社四季報」のどこに何が書いてあるのかを理解しておくことは、経済を読み解く上で有効な勉強法だと思います。

また、過去の応用編でも始値、終値、ローソク足の見方など出題されたことがあるので、最低限の見方は学習しておくことがお勧めです。

2.特殊な株式取引の仕組みと特徴

(1) 信用取引、貸株取引

(2) 合併・買収に伴う株式の取扱い

信用取引は証券会社からお金や株を借りて売買する仕組みです。目安として最低30万円の保証金で約100万円分の取引が可能になります。

貸株取引は保有株を証券会社に貸し出し金利を得る手法です。

3.株式投資に関する評価指標

(1) 投資指標(PER、PBR等)

(2) 株式相場の見方と銘柄選定手法

(3) 株価を説明する理論モデル

(4) チャート分析

(5) ディスクロージャー情報の入手方法、見方

株式投資に関する分析手法は基礎編、応用編とも頻出の問題です。

経営分析の手法と合わせて、覚えておくことをお勧めします。

ブログを始めた当初に経営分析について記事にしていますので、よろしければ見てください。

6.外貨建商品

1.外貨建商品の仕組みと特徴

(1) 外貨預金の種類

(2) 外貨建MMF

(3) 外貨建投資信託

(4) 外貨建商品投資の実務手続とルール

(5) 外貨建債券の信用リスク、金利リスク、通貨リスク

(6) 外国株式のリスク及び投資手法

(7) 外貨建商品のメリットとリスク

(8) 外国為替売買の性質

2.特殊な外貨建商品の仕組みと特徴

(1) 発生型あるいは消滅型通貨オプションを組み込んだ商品

(2) エマージングマーケット投資

3.外貨建商品の円換算投資利回り計算等

外貨建ての利回り計算は3回に1回くらい出題される定番問題です。

個人的には、基礎編で外貨の利回り計算が出題された時は応用編では出題されないというヤマを張り、昼休みの勉強を変えていました。

4.先物為替の理論メカニズム

7.保険商品

保険商品の仕組み等

(1) 保険商品の種類

  イ 貯蓄型保険(養老保険、こども(学資)保険、個人年金保険等)、ロ 変額保険

  ハ 法人向け保険商品

(2) 保険料の仕組み

(3) 剰余金と配当金

(4) 契約内容及び手続と保険料の払込方法

(5) 保険商品のメリットとリスク

8.金融派生商品

1.主な金融派生商品の種類と特徴

(1) デリバティブ取引の種類と概要

(2) 先物取引(フューチャー)、先渡取引(フォワード)

(3) オプションの種類と機能

(4) オプションが組み込まれた金融商品の内容と効果

(5) 裁定・ヘッジ・スペキュレーション取引

(6) デリバティブ取引を応用した金融商品の種類と仕組み

(7) エキゾティックデリバティブの種類

(8) 保険類似デリバティブ(天候、地震等)の概要

(9) デリバティブ取引のメリットとリスク

(10) デリバティブ取引に関する会計上の取扱い

先物取引は私のような一般人は投機的な印象を持ちますが、安定的な供給を図るために行うという意味合いもあります。

例えば、小売店がおにぎり、お弁当の価格を保つため米の先物取引で仕入れておく、運輸業者が運送料を一定に保つためガソリンの先物を契約しておく、などです。

2.オプション・スワップの価格の計算

オプション取引と先物取引の違いは、先物取引が将来買う(売る)ことを約束しているのに対して、オプション取引は将来買う(売る)権利を取引しています。

オプションを行使できるのが満期時だけのヨーロピアンタイプといつでも権利行使できるアメリカンタイプも出題されることがあります。

9.ポートフォリオ運用

1.投資リスクの基本とアドバイス方法

(1) 各種金利計算表

(2) 分散投資の種類と重要性

2.ポートフォリオ理論

(1) 計量分析と統計学

(2) 期待収益率の概念

(3) リスク(分散もしくは標準偏差)の概念

(4) 分散投資の効果

(5) アセットアロケーションの概要とメンテナンス

(6) リスクの分類と内容

(7) システマティックリスクと非システマティックリスク

(8) リスクとリターンのトレードオフ

(9) ポートフォリオ選択理論

(10) 効率的フロンティア

(11) 効率的市場仮説

(12) ポートフォリオのリターンとリスクの計算

(13) パフォーマンスの評価

(14) ベータ値

(15) ベンチマーク

ポートフォリオ運用については基礎編、応用編とも計算問題が頻出です。

解き方を覚えてしまえば得点源にできると思います。

基礎編と応用編の過去問を紹介した記事のリンクを貼っておきますので、よろしければ見てください。

10.金融商品と税金

(1) 金融商品別の所得区分

(2) 預貯金・金融類似商品の課税関係

(3) 投資信託の課税関係

(4) 各種債券の課税関係

(5) 株式の配当課税

(6) 株式の譲渡益課税

(7) 少額投資非課税制度(NISA)

(8) マル優、特別マル優

(9) 財形貯蓄制度

(10) 外貨建金融商品の課税関係

(11) 変額保険の課税関係

(12) 貯蓄型保険の課税関係

(13) 海外金融商品の課税関係

(14) 法人の資金運用に対する課税関係

11.セーフティネット

(1) セーフティネットの社会的役割

(2) 預金保険制度

(3) 農水産業協同組合貯金保険制度

(4) 証券会社破綻時の預かり資産の取扱い

(5) 保険契約者保護機構

(6) 投資信託委託会社破綻時の投資信託の取扱い

(7) 金融機関の破綻処理方法

12.関連法規

1.金融商品・資産運用に関連する法規

(1) 金融商品販売法

(2) 消費者契約法

(3) 金融商品取引法

(4) 金融商品に関するコンプライアンス

(5) その他の関連法規

金融商品販売法、消費者契約法、金融商品取引法、金融ADR制度はいずれも消費者を保護するための制度です。

基礎編で1問出題されることが多いですが、FP協会の実技試験では300字で説明しなさい。という出題がされることもあるので受験者は要注意です。

2.金融商品・資産運用に関連する法規

(1) 外貨建商品と外為法の関係

(2) 資産運用業者に関する法律

(3) 金融商品に関する会計制度

13.金融資産運用の最新の動向

つみたて投資枠内に0~17歳のこどもNISA創設が検討されています。採用されれば年間投資枠60万円、非課税保有限度額600万円となる予定です。

    ABOUT ME
    カメの歩
    カメの歩
    1級FP技能士
    FP試験に挑戦しようとしている方の参考にしていただきたいため ブログを開設します。 私は1級障がい者で右目が見えません。そんな私でも、 あきらめず勉強を続けることで学科試験に合格することができました。 応援してくれた家族と幸運に感謝しつつ、恩返しのつもりで。 これまでの勉強法や、科目ごとのポイントを書いていきます。 一人でも多くの方に見ていただき、FP受験者の中から合格していただくのが、 今の私の目標です。
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