2026年1月基礎編攻略
最初にお断りしておくが、私はFP1級学科試験で基礎編が最も苦手でした。
FP1級試験の講師の言葉を信じ、応用編で7割を獲得し、基礎編で5割を得点できるように努めましたが、この5割がなかなか得点するのに苦労しました。
何度か不合格を繰り返したのですが、2021年1月に最も合格に近い点数を獲得できたときには、自己採点の結果、応用編で約8割の正答率でしたが、基礎編で3割ほどの正答率に終わり、結果、不合格でした。
基礎編は4択の問題のため全て1にマークしても25点が取れるはずです。
この時に、過去の問題を分析して1~4の正解に偏りがあるか分析したことがあったのですが、結果、ほぼ25%づつ正解であるということがわかりました。
ここから何がいえるかといえば、自分のマークシートを見ながら、まったくわからない問題は、マークをしている数字が少ないものを選ぶ、というものでした。
しかし、そんな運否天賦の方法で合格させてくれるほどFP1級試験は甘いものではありません。
基礎編は応用編と同じく過去問分析
試験まで残り5日間で、私が実践したことは、過去3年分正解の選択肢を読みました。
不正解の選択肢のどこが間違っているのか確認できる人は、さらに有効かもしれませんが、本番であせっていると、正解で覚えているのか、不正解で覚えているのか記憶が曖昧になってくることがあります。
私は記憶力に自信がなく、正解OR不正解の記憶が混在するのが間違いの元だと思ったから、ひたすら正解の選択肢を覚えるように努めました。
どの分野にも、自分の記憶に定着していて間違えない問題と、その選択肢で初めて覚える知識があります。
この初めて見る知識にしるしをつけ、記憶に定着するまで何度も読み返しました。
不正解の選択肢の特徴
①数字の入替え・・・圧倒的に多いのが数字を変えるパターン、金額、年齢、年数、パーセンテージ、面積など数字を変えて不正解にするパターンです。法改正などで変更となったものは特に出題されやすいです。
②できる、できない・・・同じ内容でも肯定しているか否定しているかで意味が反対になります。法令には例外があることもあるので、断言している選択肢には注意が必要です。
③組織が違う・・・申請をする組織が経済産業省、国土交通省、都道府県、市区町村など手続きにより異なることがあり、これを入れ替えるというのも頻繁にみられます。
計算はチャンス問題
基礎編の問1で出題されることが多い6つの係数、為替レートの計算、相関係数、総所得金額の計算、DCF法・NPV法、贈与税の計算など繰り返し出題される問題があります。
これは解き方さえわかってしまえば必ず得点できるチャンス問題だと思います。
しかも解き方のルールが変わることもないため、遡れるだけ過去問を確認してマスターしておくことをお勧めします。
試験本番中も計算問題に自信が持てると残りの問題を解くのに気持ちの余裕が持てると思います。
法改正には敏感に
FP試験は年金、税制など法改正がとにかく狙われやすいです。
一般の方はニュースで取り上げられている改正事項に関心を持っている方がたくさんいて、FPには適切に解説できるというスキルが求められるからだと思います。
特に私のように何年も受験を繰り返した時は試験直前に老齢基礎年金の満額をはじめ、改正のあった給付金などを確認していました。
試験開始の合図
受験経験者は覚えがあると思いますが、10:00試験開始の合図があると、試験管から「問題用紙に抜けているページがないか確認してください」と声掛けがあります。
恥ずかしながら、私は2023年までの受験で、この指示に従ったことがありませんでした。実際にページが抜けていたり、印刷が見えにくくなっていると手を挙げた方も見たことがありません。
しかし、2024年の試験からは、これをちゃんとするようにしました。
別にこれが評価の対象になっていたとは思えませんが、試験管が言うことを聞く人なのか、無視する人なのかということを見られていたかもしれないな、と今では思います。
それより何より、どんな問題が出題されているのか、ざっと問1から問50まで見て、解答する流れを自分なりにイメージして作戦を立てることが重要だと思います。
賢明だったかどうかわかりませんが、これは“時間を掛けても絶対に落とさない問題”と“捨てる問題”を決めていたのだと思います。
ラストスパート
私自身が悩んだので、きっと多くの受験生がそうだと思いますが残り5日間を基礎編の勉強に充てるべきか、応用編の勉強に充てるべきかという問題です。
私が、基礎編の正解を読み直していたということは冒頭でも述べました。
他にと言えば、勉強時間を2時間30分で区切るようにしました。
この2時間30分は基礎編、応用編の試験時間です。
なるべく、その長さを身体で覚えるために、そんな取り組みをしていました。
残り5日間、受験生の方にとって有用な情報をお届けできるかわかりませんが、私なりに精一杯がんばりたいと思います。

