6つの係数

「複利は人類最大の発明だ。 知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」とは、有名な発明家アインシュタインの言葉ですが、この複利を使った問題が6つの係数です。
基礎編の問題を解き始めると、第1問に出題される確率が高い6つの係数。
2級までも出題されていましたが、1級になると単純な計算だけでは求まらず、2段階の計算が求められることも多々あります。
6つの係数とは
終価係数 :今ある元本がn年後にいくらになるか
現価係数 :将来の目標額を達成するには、今いくら必要か
年金終価係数 :毎年一定額を積立てた場合に、将来いくらになるか
減債基金係数 :将来の目標額を貯めるために、毎年いくら積み立ればよいか
年金現価係数 :①毎年一定金額を受け取るために必要な元本を求める
②年間の返済金額から借入金の総額を求める
資本回収係数 :①元本を取崩して毎年受け取れる金額を求める
②借入金の総額から年間の返済金額を求める
2つを掛けたら1になる組み合わせが3つ
終価係数×現価係数=1
年金終価係数×減債基金係数=1
年金現価係数×資本回収係数=1
年金現価係数 :毎年一定金額を受け取るために必要な元本を求める または 年間の返済金額から借入金の総額を求める
FP問題では、基本、掛け算で答えにたどり着ける。が、全ての係数が与えられていなければ、対になっている係数の割り算でも求められる。
出題されるもの、求めようとするのは
①現在の金額
②将来の金額
という2通りがあり、現在の金額を求める係数には「げん」という言葉が入っている。
①現価係数、年金現価係数、減債基金係数
この問題に限らないけど、過去問を多くこなして慣れることが重要だね。

6つの係数は苦手だったな~
やってみた解き方としては、先ずは利息がない場合いくらか?という単純な割り算をして、利息がつくということは、それより高くなるのか?安くなるのか?と考えてそれに当てはまる係数の数字を選ぶ。
というのをやってたよ。
ただし、1級の問題で2段階で計算する場合とか、余計に頭が混乱してたりしたけど・・