不動産計算問題過去問 その3
kameno-ongaesi
カメのおんがえし
建ぺい率・容積率の過去問も3回目です。2回分の過去問紹介に加えて、今回は
2022年1月22日 問61も紹介します。
この回を取り上げるのは、初めて容積率のみ計算させる問題だったのと、
土地を一体利用した場合、容積率がどうなるか?という実技試験にもつながる内容だったからです。
結論としては、土地はなるべく広い道路に面していた方が、容積率は高くなる。ということだと思います。
不動産開発をしようとしている人にとって、その土地がどういう意味を持つのかをFPとして意識する必要があるのだと思います。
実技試験を勉強される方の参考にするためにも、取り上げたいと思います。
2023年5月28日 問61
私もそうだったのですが、問題を読み飛ばして、図だけを見て、建ぺい率・容積率の計算をしてしまいがちですが、
この問の場合、求めるのは 乙土地 の建ぺい率・容積率だということです。
しかも、今回、乙土地の下の部分(3m公道)なので
0.5mのセットバックが必要なことにも要注意です。
今回は、比較的取り組みやすい内容だったと思います。
迷う点があるとすれば、防火地域内に耐火建築物を建てる場合、建ぺい率は100%になる。という点だと思います。
これを迷って90%で計算する間違いというのが多かったのではないでしょうか?
私は間違えました。(笑)
2022年1月22日 問61
冒頭で説明をした、容積率が土地を一体化した場合、どう変化するのか。という問題です。
当たり前だけど、土地の問題は、多くの人にとって身近だし、そこにどんな建物が建てられるのか?というのも重要な問題だもんね。
土地も唯一無二であって、いい所もあれば、不便なところもある。
だけど、どの土地も誰かに必要とされているんだと思うよ。
人も一緒だね。