景気動向指数
kameno-ongaesi
カメのおんがえし
C分野で必ずといっていいほど出題されるのが、この4つの指標を使った説明問題や、計算問題です。
正直、金融取引に特化したFPを目指すのでなければ、計算式だけ覚えて、問題文から必要事項を読み取り、計算して答えを導くのもありだと思います。
私も、プロのとレイダーではありませんのでわかる範囲で説明させていただきます。
シャープレシオ = (ポートフォリオの収益率 - 安全資産利子率) ÷リスク(標準偏差) |
印象付けて覚えようとする方は、標準偏差というのは、受験中にさんざん聞いたであろう「偏差値」というものとほぼ同一と考えていいと思います。
トレイナーレシオ= (ポートフォリオの収益率 - 安全資産利子率) ÷ポートフォリオのβ |
βというのは、市場全体の値動きに対して、どれだけ敏感に反応するかの指標ということです。
日経平均株価の上がり下がりに対して、激しく株価が動くとβが高いということだと思います。
インフォメーションレシオ=(ポートフォリオの収益率 - ベンチマークの収益率)÷トラッキングエラー |
ここでいうベンチマークとは例えば日経平均株価のように判断基準となるものだと考えるとよいと思います。
トラッキングエラーとはポートフォリオのリターンとベンチマークのリターンとの乖離の大きさを示す指標です。
ジェンセンのアルファ=ポートフォリオのリターン-CAPMによる収益率※ |
※CAPM=無リスク資産利子率+β×(市場の期待収益率-無リスク資産利子率)
金融機関でお仕事をされている方や、興味を持って、深く理解したい方は有用な知識だと思います。
基礎編でも応用編でも計算問題が出題されるけど、意味がわからないし、計算式を暗記して何とか解こうとしているけど、しょっちゅう間違えるんだよね。
これを正しく理解しているとはいえないけど、過去問には何度となく出題されているし、答えを見て高ければいいのか、低ければいいのか考えられるといいかもね。