債券・国債 過去問
基礎編受験者向けに、過去の債券に関する出題をまとめました。
基礎編の2点は大きく、私が受験していた際は、あきらめていた(捨てていた)分野のため、あえて記事にすることにしました。
債券取引は未経験のため、覚えていることを結び付けてイメージで解いていた記憶があります。
資産運用する際に分散投資をするように言われることが多いので株式投資と適度に組み合わせて検討するといいかもしれないです。
過去8回分の過去問を紹介しております。
今回の出題も全て、出所:一般社団法人金融財政事情研究会です。
2025年9月14日 問18
| 《問18》 わが国の国債に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。 1) 個人向け国債は、最低1万円から1万円単位で購入することができ、購入金額に上限は設けられていない。 2) 個人向け国債は、原則として、発行から1年が経過した後、中途換金することができ、換金金額は、額面金額に経過利子相当額を加えた金額から中途換金調整額を差し引いた金額となる。 3) 新窓販国債は、発行日から初回の利払日までの期間が6カ月に満たないため、初回の利払時のみ、発行日から初回の利払日までの日数に応じて日割り計算された利子が支払われる。 4) 新窓販国債には、10年固定利付国債、5年固定利付国債および2年固定利付国債があり、販売価格はそれぞれの発行ごとに決定される。 |
正解3

1)これは正しいね証券会社、銀行、郵便局に行くこと1万円から国債を買うことができるよ。
2)中途換金する場合は額面金額+経過利子相当額―中途換金調整額(0.79685)で金額を算定するよ。
3)新窓販国債は利子日割額を「初回利子の調整額」として購入時にあらかじめ支払うことになるので、これが不適切だね。文章が難しくて意味がよくわからないものが不適切のことが多いよね。
4)これは正しいね。10年、5年、2年というのは覚えておかないとね。
2025年5月25日 問19
| 《問18》 各種債券の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。 1)コーラブル債は、債券の発行体が満期前の特定の日に早期償還することができる権利が付された債券であり、一般に、市場金利が上昇するほど早期償還される可能性が高くなる。 2) ストリップス債は、利付債の元本部分と利子部分を分離し、元本部分は利付債の償還日を満期とする割引債、利子部分はそれぞれの利払日を満期とする割引債として販売される債券である。 3) リバース・フローター債は、金利スワップを組み込むことで、利率が参照する金利の動と逆方向に連動するように設計された債券であり、一般に、参照する金利が低下すると受け取る利子の額が増加する。 4) 一般に、払込みと利払いが円貨で行われ、償還が米ドル等の外貨で行われる債券はデュアルカレンシー債と呼ばれ、払込みと償還が円貨で行われ、利払いが米ドル等の外貨で行われる債券はリバース・デュアルカレンシー債と呼ばれる。 |
正解2

1)これが間違いだけど、知らないと選べないよね。金利が高まれば発行体は満期まで保有しようとするから早期償還される可能性は低くなるね。
よって2)~4)は正しいけど、どれも頻出だからこの問題で覚えておくことをお勧めするよ。
2025年1月26日 問18
| 《問18》 債券投資に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。 1)残存期間が長い債券の利回りよりも残存期間が短い債券の利回りのほうが低く、イールドカーブが右上がりの曲線となる状態を、逆イールドという。 イールドカーブが右上がりの曲線となる状態は順イ-ルドだね 2) イールドカーブが順イールドの状態である場合において、時間の経過とともに債券価格が上昇することによってキャピタル・ゲインが期待されることをロールダウン効果といい、一般に、イールドカーブがフラット化するほど、ロールダウン効果は高くなる。 イールドカーブがフラット化するほど、ロールダウン効果は低くなるね。 3) 残存期間が同じであれば、利付債よりも、割引債のほうがデュレーションは短くなる。 デュレーションは投資元本を平均何年で回収できるかを示す期間で利付債よりも、割引債の方が長くなるよ。 4) 他の条件が同一であれば、債券の表面利率が低いほど、また残存期間が長いほど、デュレーションは長くなる。 これが正しいね。 |
正解4

1)イールドカーブが右上がりの曲線となる状態は順イ-ルドだね
2) イールドカーブがフラット化するほど、ロールダウン効果は低くなるね。
3) デュレーションは投資元本を平均何年で回収できるかを示す期間で利付債よりも、割引債の方が長くなるよ。
4) これが正しいね。
2024年9月8日 問19
| 《問19》 個人向け国債に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。 1) 変動金利型の個人向け国債の各利払期における適用利率(年率)は、基準金利に0.66を掛けた値(0.05%が下限)とされ、その利払日は、原則として毎年の発行月および発行月の半年後の15日である。 2) 個人向け国債は、毎月募集され、最低1万円から1万円単位で購入することができる。 3) 個人向け国債を中途換金する場合、その換金金額は、額面金額に経過利子相当額を加えた金額から換金手数料および中途換金調整額を差し引いた金額となる。 4) 個人向け国債を有する者が死亡した場合、その相続人は、当該個人向け国債の第2期利子支払日前であっても、取扱機関に対し、当該個人向け国債の中途換金を請求することができる。 |
正解3

3)中途換金の場合:額面金額+経過利子相当額-中途換金調整額です。換金手数料はかからないよ。よってこれが誤りだね。これはその他の選択肢も微妙だから、ここに気づかないと難問かもね。
2)はわかりそうだけど、1)4)は知らないと解けないね。
2024年5月26日 問19
| 《問19》 固定利付債券の利回り(単利)に関する次の記述のうち、適切なものはいくつあるか。なお、いずれもパー発行されたものとする。 アンダーパーの債権は、最終利回りが直接利回りよりも高くなる。 パーの債券は、最終利回り、直接利回りおよび表面利率が等しくなる。 オーバーパーの債権は、最終利回りが表面利率よりも高くなる。 1) 1つ 2) 2つ 3) 3つ 4) 0(なし) |
正解2

2022年5月22日 問19とほぼ同じ問題だね。こういうことがあるから過去問を解いておくことが有効なんだね。
2023年9月10日 問17
| 問17》 各種債券の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。 1) 他社株転換可能債(EB)は、満期償還前の判定日に債券の発行者とは異なる会社の株式(対象株式)の株価が発行時に決められた価格を下回ると、金銭での償還ではなく、対象株式が交付される債券であり、投資家が償還方法を任意に選択することはできない。 2) 早期償還条項が付いている株価指数連動債(リンク債)は、参照する株価指数の変動によって満期償還日よりも前に償還されることがあるが、償還金額が額面金額を下回ることはない。 リンク債は仕組債の一種でノックインすると元本割れの恐れがあるよ。 3) ストリップス債は、金利スワップを組み込むことでクーポンが市場金利と逆方向に変動するように設計された債券であり、市場金利が上昇すると受け取る金利が減少する。 これはリバースフローター債の説明だね。ストリップス債は利付債の元本部分と利息(クーポン)部分を分離し、それぞれをゼロクーポン債(割引債)として販売する債券のことだね。 4) 一般に、払込みと償還が円貨で行われ、利払いが米ドル等の外貨で行われる債券はデュアルカレンシー債と呼ばれ、払込みと利払いが円貨で行われ、償還が米ドル等の外貨で行われる債券はリバース・デュアルカレンシー債と呼ばれる。 これはデュアルカレンシー債とリバース・デュアルカレンシー債の説明が逆だね。 |
正解1

1) これが正解だね。EB債に馴染みがないと難しいかもね。
2) リンク債は仕組債の一種でノックインすると元本割れの恐れがあるよ。
3) これはリバースフローター債の説明だね。ストリップス債は利付債の元本部分と利息(クーポン)部分を分離し、それぞれをゼロクーポン債(割引債)として販売する債券のことだね。
4) これはデュアルカレンシー債とリバース・デュアルカレンシー債の説明が逆だね。
2022年9月11日 問18
| 《問18》 債券のリスク指標に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。 1) 他の条件が同じであれば、債券の表面利率が低いほど、また残存期間が長いほど、デュレーションは長くなる。 これが正しいね。2)~4)が難問だから1)を選んだら次に行くのが賢明かもね。 2) 残存期間が同じであれば、利付債よりも、割引債のほうがデュレーションは短くなる。 一般的に利付債の方が利子を受け取れる分デュレーションは短くなるよ。 3) デュレーションが同じであれば、コンベクシティが大きい債券のほうが、小さい債券よりも、金利の低下局面において債券価格の上昇率は小さくなる。 デュレーションが同じ場合、コンベクシティが大きい債券ほど、金利低下局面での価格上昇率は大きくなるよ。 4) 修正デュレーションとは、デュレーションの精度不足を補うためのものであり、金利の変化に対するデュレーションの変化の割合で表される。 修正デュレーションは金利変動に対する債券価格の感応度(変動率)を示すものだから、設問は誤りだね。 |
正解1

1) これが正しいね。2)~4)が難問だから1)を選んだら次に行くのが賢明かもね。
2) 一般的に利付債の方が利子を受け取れる分デュレーションは短くなるよ。
3) デュレーションが同じ場合、コンベクシティが大きい債券ほど、金利低下局面での価格上昇率は大きくなるよ。
4) 修正デュレーションは金利変動に対する債券価格の感応度(変動率)を示すものだから、設問は誤りだね。
2022年5月22日 問19
| 問19》 固定利付債の利回り(単利)に関する次の記述のうち、適切なものはいくつあるか。 (a) アンダーパーの債券は、最終利回りのほうが直接利回りよりも高くなる。 (b) パーの債券の最終利回りは、表面利率と等しくなる。 (c) オーバーパーの債券の最終利回りは、表面利率よりも高くなる。 1) 1つ 2) 2つ 3) 3つ 4) 0(なし |
正解2

a)(b)は記載の通りだね。(c)はオーバーパーの債券は、最終利回りが表面利率よりも低くなる。が正しいよ。実際の計算をイメージすると解けるかもね。
