コンピュータの身代金
お酒が大好きな私としては、「アサヒビールのサイバー攻撃によるシステム障害発生について」というニュースに驚きました。
それと同時に、中学生のころ読んだ「コンピュータの身代金」三好徹著という小説を思い出しました。

30年以上前で、私が読んだ時とパッケージは異なっていると思いますが、強く印象に残っている作品であり、当時、私はインターネットという言葉も知りませんでした。
コンピュータウイルスという言葉も一般的でなかった時代に、犯人から銀行のATMを止めて欲しくなければ身代金10億円を払えと要求される話であったと記憶しています。
当時、中学生だった私は、話を正確に理解するこができず、ある意味SFのような印象を受けていましたが、2025年現在、それをはるかにスケールアップした規模で実際に行われているわけです。
この犯行に対して、強い怒りを覚えますが、この事象について、たまたま、私は35年前の小説と結び付けて考えることができましたが、実は、過去にはフィクションだったことで、実際に行われていることがたくさんあるような気がします。
ネット依存には要注意
私もそうですが、携帯電話を使用するようになってから、家族の電話番号も覚えていません。
以前は、手帳に家族、友人、知人の連絡先をメモしていたのですが、現在はしていません。
全てはスマートフォンの電話帳です。
もし、災害が起こって電気が使えない状況になったら、家族との連絡もとれません。
便利なことはいいことで、私もスマートフォンやインターネットの恩恵は多々、受けています。
そのうえで、最低限必要な連絡先のメモ、生活に必要な銀行の口座番号、などは記録しておき、家族にはその存在を知らせておくことは必要じゃないかと思います。
FP試験の相続の問題でも、わかる通り、Aさんは突然亡くなります。
残された遺族が困らないような準備が必要だと思います。
最初はシステム障害の話から、災害の話、最後は亡くなった時と、とりとめのない話になってしまいましたが。
私はビールを愛していますし、愛好家は負けずにビールを飲みましょう。


