FP1級を受験する方へ
~わたしの学習手順~
このブログでは、科目ごとに私なりの解説を行います。
順番は記事ができたものからアップします。
ただし、書ける内容のみ記事にしているので全体を網羅しているものではありません。
また、記載に間違いがあったり、法改正により古くなった場合もありますので、
勉強される際には、最新の情報を確認されることをお勧めします。
なお、FP1級学科試験は一般社団法人金融財政事情研究会(以下「きんざい」という)が実施されており、受験生はHPにヒントがたくさん掲載されていると思います。
(1)遡れるだけ、過去問を見て出題傾向をつかむ
勉強を始められる方は、先ず、きんざいが公表している過去問を見て、実際に解いてみることをお勧めします。
最初に過去問をしても全然わからずに、心が折れるんじゃない?
「敵を知り、己をしらば百戦あやうからず」っていうけど、
先ずは、敵を知るためには、なるべく過去問を見ることだと思う。
傾向の分析が大切なことは、学生時代の試験勉強で誰もが経験していることだと思う。
実は敵を知るより、己を知ることの方が何倍も難しいと思う。
その前提として、過去問で自分が興味ある分野から重点的に学習するのがいいと思う。
(2)テキストを読み込む
私が使用したのは、試験実施機関である、きんざいのテキストでした。
理解しやすい解説やページの構成など特徴があるため、きんざい、LEC、TACなど自分に合ったテキストを選ぶのがいいと思います。
(3)応用編の勉強から始める
応用編は、傾向があり、繰り返し出題されている問題もあるため、定番問題を知り、得意なものから解けるようにします。目標7割
基礎編より応用編を先に勉強するの?逆じゃない?
応用編は各分野、パターンがいくつかに決まっていて対策がしやすいんだ。
それに比べて基礎編にもパターンはあるけど、広範囲にわたるので、勉強しなければいけないことが膨大になる。
まずは、応用編の対策をして、安定して得点できる内容を増やすことをお勧めするよ
(4)基礎編の勉強もやっぱり過去問
応用編と同様、基礎編の過去問の繰り返しが重要ですが、出題範囲、パターンも多いため、6割の正答を目指しながらも、現実は5割を下回らないように勉強します。
(5)実技試験の過去問も学習しておく
学科試験に合格しなければ、実技試験は受験できないので、合格発表後でいいのではないかと思いがちですが、学科試験の合格発表から実技試験はすぐにやってきます。
きんざいの実技試験は相続・事業承継、不動産の出題が中心になりますが、私はこの2科目が苦手であったため、実技試験の勉強をすることで、E分野(不動産)、F分野(相続・事業承継)の苦手克服にもつながりました。
学科試験で実技試験の勉強をするって、意味あるの?
何度か受験して、初めて実技試験の問題を見たんだけど、まったくわからなかったよ
ただし、きんざいの実技試験は不動産分野、相続事業承継分野からの出題が中心になってて、
この2分野が苦手だった私には、いいカンフル剤になったよ。
結果的に、学科試験の得点アップにつながったと思う。