試験前々日に確認する法改正

いよいよ明後日がFP1級学科試験、直前に確認しておくべきことは法改正になった内容の確認です。
私もそうでしたが、長く受験をしていると、以前の記憶が頭にこびりついていて抜けないことがあります。
しかし、当然ながら古い知識は法改正があれば、間違った知識になります。
そんなことわかりきっているという方が大多数だと思いますが、本番で焦ると意外に間違えたりします。9月試験は4月1日現在の法令に基づき解答することになるので、5月試験のように迷うことはありません。
代表的なものを以下に列挙します。
法改正はライフプランニングが多いですが、他の科目にもあり、致命的なミスを誘うものもあるので、気をつけましょう。
老齢基礎年金
831,700円(68歳以上は829,300円)
応用編のライフプランニングの問題で計算につかうであろう数字です、
遺族厚生年金が出題されたときは使わなかったりしますが
子の加算
239,300円(3人目以降は79,800円)
遺族基礎年金、障害基礎年金が出題されたときには、この金額を覚えておく必要があります。
加給年金
239,300円
子の加算と同額ですが、条件次第で配偶者が受けることができます。
障害年金の場合、障害厚生年金に加算なので注意しましょう。
在職老齢年金の支給停止額
510,000円
年ごとに金額が上がり、現在は51万円になっています。以前の金額で覚えているひとは要注意です。
年金生活者支援給付金(老齢・障害・遺族)
月額5,450円
国民年金保険料
17,510円
老齢厚生年金の定額部分
1956年(昭和31年)4月2日以降生まれの方 1,734円
1956年(昭和31年)4月1日以前生まれの方 1,729円
中高齢寡婦加算
623,800円
これら羅列した数字のうち、いくつ出題されるかわかりませんが、試験の直前に暗記しておくことをお勧めします。
いよいよ明後日が試験本番、今からできることは限られているでしょうが、余裕のある方は会場の下見に行っておくことをお勧めすます。
私のように何度も受験していると、前回までと同じ会場だろうと思い込んでいたら、今年は違う会場だった、という経験をしたこともあります。
会場によっては、基礎編が終わって応用編までの時間を過ごす場所に困ることもあります。
努力は必ず報われるとは限りません。しかし、努力をした人の中からしか成功者は生まれないと思います。
ご武運を祈ります。
