日経平均株価

日経平均株価が4万5,000円を超えて、5万円を突破するとか、10万円に到達するという評論家の方もいらっしゃいます。
株式投資は私も20年前から少しづつやっていますが、センスが無いのか、まったく財産が築けてはいません。
しかし、テレビのニュースでは、最後にドル円相場と日経平均株価が流れ、世間の関心事であることがわかります。
この記事を書いているのが2025年の10月なので、9月末日の日経平均株価の終値を過去15年分調べてみました。円未満は切り捨てて標記しています。
2011年 8,700円
2012年 8,870円
2013年 14,455円
2014年 16,173円
2015年 17,388円
2016年 16,449円
2017年 20,356円
2018年 24,120円
2019年 21,755円
2020年 23,185円
2021年 29,452円
2022年 25,937円
2023年 31,857円
2024年 37,919円
2025年 44,932円
日経平均株価だけを見ると、2011年に比べて現在は約5倍になっており、豊かさも5倍になっているかといえば、そんなことはないと思います。
しかし、2008年にリーマンショックが起こり、2011年ごろは株価が近年では底だったことを加味して考える必要はあります。
言えることは、類似している東証株価指数が景気動向指数の先行系列になっており、株価が上がれば、景気がよくなることを示唆していると考える人が多いということです。
奥歯に物がはさまったような表現でごめんなさい。
学生時代のバブル経済の崩壊、社会に出てからのネットバブルの崩壊を目の当たりにした経験から、強気な発言はつつしむべきと思っています。
個人的な感想ですが、大切なのは実態の経済であり、
Panasonicの松下幸之助氏は「利益は企業の社会貢献に対する「報酬」であると考え、顧客満足度を高めることで適正な利益を上げ、それを社会に還元することを使命としました」
ということです。
この言葉は金言であると私は思います。