次の DEMO を見に行く

遺族年金・障害年金 ※基礎年金の額は変わっています。

kameno-ongaesi

ライフプランニングの計算問題では、老齢年金の計算問題が出題されることが多いが、年3回のうち、1回くらいは遺族年金が出題されることがあります。

2024年1月試験では障害年金も出題されたことがあり、今後は定番になってくることも予想されます。

先日の投稿で、私の解答の順番を紹介し、老齢年金は最後に解くという説明をしました。

2025年1月、5月と老齢年金の出題が続きましたので、ひょっとすると9月試験は遺族年金もしくは障害年金の計算が出題されるのではないかと思います。しかし、老齢年金が3回続けて出題されることもあり得るので、老齢年金の計算はできるようにしておく必要があります。

今回は、2024年9月の遺族年金と2024年1月の障害年金の問題を紹介したいと思います。

そこで今回は、2024年9月の遺族年金、2024年1月の障害年金について見ていきたいと思います。

2024年9月8日 問53

Aさん(夫)が死亡時にBさんが既に老齢厚生年金を受給しているというパターンの問題です。

このケースの場合、夫の遺族年金額の3分の2と妻の受給している年金額額の2分の1を足した額から、自分の厚生年金額を引いた額が受給できる遺族厚生年金額となります。 中高齢寡婦加算は既に妻が老齢厚生年金を受け取っているため、対象外です。

2024年1月28日 問53

障害年金の加給年金、子の加算額、は基礎年金に足すのか?厚生年金に足すのか?と混乱したことを覚えています。

結論:子の加算は基礎年金に足し、妻の加給年金は厚生年金に足すというのが正しいです。

この時、初めて知りました。

障害年金と障害補償年金を同時に受け取る場合、併給調整で障害補償年金が減額されるというのは基礎編では見たことがあったが、実際に計算するのは初めてでした。

この問題は知っているか否かで勝負が決まる問題でした。

計算は、普段の老齢年金や遺族年金に比べて簡単なものであり、模範解答を見て「そうだったのかー」と唸りました。

あれから、1年半が過ぎて、ひょっとしたら再度、出題されるのではないかと個人的には思っています。

しかし、同じような出題であれば正答率が高くなると思われるため、何等かアレンジが加えられる可能性があります。

例えば、老齢年金・遺族年金との併給とか?

カメさん
カメさん

突然ですが、個人的なお話です。このブログを執筆している最中に30年来の友人の訃報が飛び込んできました。

有名な国立大学を卒業後、苦労して30歳を過ぎて公認会計士になったクールな男性でした。

本当にショックです。人生は何が起こるかわかりません。故人のご冥福をお祈りします。

    ABOUT ME
    カメの歩
    カメの歩
    1級FP技能士
    FP試験に挑戦しようとしている方の参考にしていただきたいため ブログを開設します。 私は1級障がい者で右目が見えません。そんな私でも、 あきらめず勉強を続けることで学科試験に合格することができました。 応援してくれた家族と幸運に感謝しつつ、恩返しのつもりで。 これまでの勉強法や、科目ごとのポイントを書いていきます。 一人でも多くの方に見ていただき、FP受験者の中から合格していただくのが、 今の私の目標です。
    記事URLをコピーしました