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9月14日FP1級学科試験お疲れさまでした

kameno-ongaesi

現在、9月15日の19時です。これまでFP1級受験者向けに、合格対策の一旦を担えればとブログの執筆をしていました。

私は今回、受験していないため、今回の問題がどうだったか正確に把握することはできません。

一般社団法人金融財政事情研究会のHPで模範解答が公開されているため、どういった出題であったのか推測することはできます。

結論が言いますと、ここ数回と比べて難易度は上がっているのではないかと思います。

数回の合格率を見ると、私が合格した2024年5月試験 16.95%

2024年9月 15.95% 2025年1月 16.81% 2025年5月 18.75% と語弊があるかもしれませんが合格率からいうと比較的、簡単だったと思います。

それに比べて、ちょっとひねった問題が多かったんじゃないかなと感じます。今回は合格率10%前後なんじゃないだろうかと思います。

私が、今回、受験していたら、おそらく不合格だったと思います。

基礎編は数字しか書いていないので難易度を図れませんが、応用編は模範解答から、ある程度、出題傾向が推測できるので感想を述べたいと思います。

ライフプランニング(問51~問53)

問51は傷病補償年金という用語から労災により休職をする問題だと思います。これは定期的に出題される内容なので、次回にそなえて問題文を暗記するくらいの気持ちで読んだ方がいいと思います。

問52は障害年金の問題と予想されます。831,700円というのは基礎年金の満額ですね。3分の2というのは3級と診断されたときの年額ですかね。1.25倍というのは1級と診断されたときにいくら受け取れるかという問題のような気がします。

問53は遺族基礎年金・遺族厚生年金の計算問題だと思うのですが、基礎年金の満額と、子の加算、遺族年金生活者支援金の額を覚えて置いたらラッキー問題だったんじゃないかと思います。

金融資産運用(問54~問56)

問54 理論株価の算定の問題でしょうか、後半の単位が(倍)となっているのはPBRですかね。単位が(回)となっているのは総資産回転率と思われます。

問55 シャープレシオ、インフォメーションレシオの問題のようですね。前半の金額はちょっと見当がつかないです。

問56 標準偏差、相関係数の問題で、繰り返し出題されているので計算間違いに注意すれば大丈夫だと思います。

タックスプランニング(問57~問59)

問57の解答を見た限り、別表4じゃなく青色か白色の申告書の問題だと思われます。

問57 13年と2,000万円、5,000万円という数字から推測して住宅ローンの問題ではないかと思います。これは暗記必須ですね。

問58 退職所得、事業所得、総所得金額の計算問題です。総所得の計算の条件次第で難易度が変わるかもしれません。

問59 が申告書の穴埋めであると思われるので、どこまで芋づる式なのか気になります。ひょっとして問58でミスすると、問59がほぼ全滅するパターンかもしれません。

不動産(問60~問62)

問60 は穴埋め問題だと思いますが、高度地区、高度利用地区など宅建の知識も基本的なものは抑えておく必要があるでしょう。

問61 ①相続空き家、②取得費加算、③所得税、復興特別所得税、住民税の計算と定番の問題ですが、解き方を覚えてしまえば比較的、間違いが少ないと思いますので落としたくないですね。

問62 問題文を見ていないですが、定番の建ぺい率、容積率の問題です。問題文を見ないと判断できないですが、この問題はたくさん過去問をこなすことで慣れることが一番だと私は思います。

相続・事業承継(問63~問65)

問63 模範解答を見ると相続税の計算問題であることがわかります。正直、この金額が小規模宅地の特例で計算する問題だと思われますが、そうでないのかもしれません。金額だけでは断定はできません。

しかし、過去に小規模宅地の特例で減額される面積が出題されたこともあるので、今回は、この金額を問われている問題かな。と思います。

問64 相続税を求める問題と思われます。ちょっと安心なのは、相続税の総額があらかじめ与えられているということです。

この相続税の総額を求める段階から計算させる問題も2023年5月には出題されたことがあるので、その時より間違えるポイントが減ったと思われます。

問65 相続の際の細かい内容が問われたと思います。1,500万円、が生前贈与の問題で、23歳、30歳というのが教育資金の一括贈与の年齢を問われたんじゃないかと思います。

1,000万円というのは住宅資金の一括贈与でエコ住宅だった場合でしょうか。

応用編の定番、類似業種批准法じゃなかったことで、ちょっと身構えちゃいますね。

冒頭、合格率10%程度と記載しましたが、過去に出題されたことのある内容が多いことを考えると、ひょっとしたらこの内容でも合格率15%くらいいくのかもしれません。

それでは、今回の記事は以上です。

    ABOUT ME
    カメの歩
    カメの歩
    1級FP技能士
    FP試験に挑戦しようとしている方の参考にしていただきたいため ブログを開設します。 私は1級障がい者で右目が見えません。そんな私でも、 あきらめず勉強を続けることで学科試験に合格することができました。 応援してくれた家族と幸運に感謝しつつ、恩返しのつもりで。 これまでの勉強法や、科目ごとのポイントを書いていきます。 一人でも多くの方に見ていただき、FP受験者の中から合格していただくのが、 今の私の目標です。
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