FP1級実技試験直前にしたこと

明日9月27日は一般社団法人金融財政事情研究会のFP1級実技試験 岡山会場の受験日です。
このブログを見ていただいている方がもしいれば、その方の役に立つような情報をブログの記事にしたいと思います。
明日は岡山会場ですが、明後日は東京、来週には福岡、名古屋、大阪でも試験が予定されています。
初めて受験される方が大多数だと思います
様々な書籍や予備校、情報サイトで知識を得ていると思いますが、2度受験した経験から、
思いつくことを思いついた順に記載したいと思います。
1.問題用紙のメモは提案書のつもりで
ご存じの通り、実技試験の問題用紙は直前に配られ、面接が終わった後、回収されます。
様々な書き込みをされる方、何も書かない方などいらっしゃると思いますが、なるべく丁寧に、整理整頓してメモをするように心がけましょう。
問題用紙への書き込みは採点の判断材料とはならないという趣旨が事前に配られる説明文に記載がありますが。それでも、人柄をアピールする意味でもメモは丁寧に書きましょう。
2.直前の思いつきを軽く見ない
これまで学生時代を含めて、数多くの試験を経験されていると思いますが、本番で予想外の出題があり「あれを見ておけばよかった」と感じたことがあると思います。
私の6月試験でもありました。
非科学的なことを言うつもりはありませんが、本番前の受験生の勘は研ぎ澄まされていると思います。
「出るかも」と予感があるものは見直しときましょう。空振りしてもどうってことはありません。
3.採点基準は以下の通りです
A. 顧客の問題点の把握・・・・40点
B.問題解決策の検討分析・・・60点
C. 顧客の側に立った対応・・・60点
D. FP倫理と法令順守・・・・40点
FP倫理と法令順守は頭に入っていると思います。問題用紙に向かった最初に氏名を書いた後、Part1なら職業倫理6つ、Part2なら関連する士業を箇条書きしましょう。
A~Cは事前準備できないかというと、そんなことはありません。
Part1もPart2も定番の質問と模範解答はあります。
C.顧客の側に立った対応などは、いかに親身になって質問に答えているか、審査員に見られていると思います。
4.想定外の質問は誰もわからない
過去問を見ると、初めて出題される問題が時々でることがあります。
そういう問題に当たった時は誰もわからないはずだと思いながら、わかる部分をなるべく答えるようにしましょう。
それが実はちょっと前に出題されていたテーマだったり、最近、話題になっているテーマだったら、反省して勉強しなおしましょう。
面接の最中、焦っていて上手く答えられなくても。一生懸命、答えようとしている姿は面接官には伝わるはずです。
5.面接官は味方です
言うまでもなくFP1級学科試験は難解な試験です。その難関を突破してきている受験生は知識があります。
それでも合格率100%にならないのは、コミュニケーション能力の差だと思います。
よく、いじわるな質問をされたという受験生のコメントを見ますが、いじわるな質問ほど記憶に残り、将来の生きた知識となるのだと思います。
面接官にとっては、仲間になる人を面接する試験でもあるのですから。
中身が薄いブログになったかもしれませんが、幸運を祈ります。明日の今頃、美酒にありつけることを祈ります。